リバビリRehabilitation
言語聴覚士
言語聴覚士(ST:Speech Therapist)とは
私たち言語聴覚士(Speech Therapist)は、話す、聞くなどの頭をつかうことと食べることの専門家として、それら基本動作を回復、維持し、患者さんひとりひとりが自分らしい生活を取り戻し社会復帰するための様々な療法、訓練のお手伝いをしています。
よく言語聴覚士は理学療法士や作業療法士とどう違うのかと聞かれますが、学校の科目で例えると、理学療法士は体育の先生、作業療法士は図工の先生、言語聴覚士は英語の先生と言えます。
千葉南病院リハビリ科では主に失語症、構音障害(発音が正しくできない)などの脳損傷によるコミュニケーション障害や嚥下障害、高次脳機能障害、認知症などを対象とし、個室やベッドサイドで訓練を実施しています。
摂食訓練では、経口摂取訓練以外にも経管栄養の患者さんに対しても、誤嚥予防のために口腔清拭などの口腔ケアにも積極的に取り組んでいます。
千葉南病院リハビリ科の言語聴覚訓練の強み
- 嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)で嚥下対応がしっかりしています。
- 理学療法士、作業療法士との連携がしっかりしています。
- 患者さんひとりひとりが目指す目標を共に達成するために実生活に近い活動をたくさん実施しています。
- 外部研修や院内伝達講習が盛んで豊富な知識のスタッフがたくさんいます。
私たち言語聴覚士は、人間味のある個々人が自由な発想でいろいろな提案をしながら患者さんの個性にあった訓練をしています。
高次脳機能の患者さんの中には自覚症状がない方もおられますが、患者さんが自分らしい生活を取り戻すためにお手伝いさせて頂きます。